-バンコクで出会った新鮮野菜の混ぜご飯カオヤム-

観光の営業の為に良く訪問するバンコク。楽しみは三食のご飯です。トムヤムクンにタイカレー、屋台の料理も一通り食べたと思います。その中で私が1番衝撃を受け、美味しかった料理がカオヤムでした。

バンコク中心街から少し離れた場所にある週末マーケットがあると聞いて休みの日に向かってみました。中心街のマーケットと違い、観光客はおらず、地元の人で賑わっている雰囲気に楽しさを感じながら、屋台を周っているとお母さんが声をかけてくれました。

他の屋台と明らかに違うのはテーブルに並んでいる野菜の量。どうやって、何を注文して良いのか分からずにいると、お母さんが英語で「This is Khao Yam」と応えてくれました。

1つ注文すると、並んである野菜を取り、何だかんだ分からないパウダーをふりかけ、渡してくれました。盛り付け方がとても綺麗で、1つ1つ丁寧に盛ってくれるお母さんの手捌きから、カオヤムという料理に対する自信と愛情を感じました。

どうやって食べるんだろう?

テーブルに出てきたカオヤムを見つめていると、どこから来たのか、おじさんが、「ミックス、ミックス!」と手取り足取り教えてくれました。

食べてみると、、、今までのタイ料理とは明らかに違う味に驚きました。野菜がとても新鮮で、イキイキしています。分からなかったパウダーも、人工的な何かではなく、明らかに自然の味がしました。日本にはない独特のハーブの香りと甘いソースが混ざり合い、とても幸せな気持ちになりました。

わたし:Where does it come from?

店員さん: This is the southern food in Thai. 

わたし:What does it mean?

店員さん:Khao is rice. And Yum is mix.

お米?よく見るとお米が入っていました。日本語に直訳すると「混ぜご飯」です。でも野菜の割合がとても多くて、ご飯ひ半膳くらいなのに、お腹いっぱいになりました。

お母さんの雰囲気もとても良く、カオヤム がとても好きになりました。

その後、何度かバンコクに来ましたが、どこに行っても、あのカオヤムを見つけることはありませんでした。

あぁ、あのカオヤム もう一度食べたいな。あのパウダーはなんだつたんだろう?だんだんと気になり、ふとした時にFacebookで聞いてみました。色んな方がメッセージをくれて、ますます気になりました。

よし、行こう!
カオヤム の聖地?タイの南部に!

次回へ続く・・・

最後まで読んで頂きありがとうございました。2020年はブログを再開しようと思います。私たちが目指す「まだ見ぬ地方の魅力を可視化する」その現場を皆さんに共有したいと思います。

カテゴリー: Taste of Nature